私がタロット占いと出会ったのは、高校1年の夏でした。
1991年の夏のことです。年がばれますね(笑)。
夏休みの林間学校に、クラスメイトがタロットカードを持って行っていました。
友だち何人かが占ってもらうと、現在の状況など不思議ととてもよく当たっていて、行列ができていました。
カードもとても美しく、彼女の手さばきも素晴らしく、「すごいな~」と思いました。
林間学校から帰ると、私は書店でタロットカードを買い求めました。
カードが付いてくる本だったのですが、私にはとても新鮮で、新しい世界が広がる感じがしました。
その後、受験勉強が忙しくなり、しばらくタロットから離れました。
何となく最初に買った本だけではイマイチ習得できず、もう一冊、別のカードつきの本を買ったりもしましたが、やはりどうもしっくりこなくて、タロットはしまい込まれました。
大学に入ってからは、予習復習をしっかりしないとついていけない感じだったので、とにかく必死で勉強しました。
スペインに語学研修に出かけるチャンスに恵まれ、親友と2人で参加しました。
そして、スペインで売っていたタロットカードを買って帰って来ました。
今から思えば、マルセイユタロットだったんですが、「魔術師」とか「太陽」とかのカードの名前がスペイン語で書かれていて、ついてくる解説書もスペイン語だったので、勉強になると思って買って来ました。
その頃まで、タロットの数字札はトランプのようにスートの剣やカップが必要な数だけ描かれているものだと思っていました。
就職して忙しくなり、タロットはまたまたしまい込まれ、そのうちに母が乳がんで闘病を始めたので、タロットどころではなくなってしまった時期が長く続きました。
母は5年後に56歳で他界。私は当時30歳でした。
その後、しばらく会社勤めを続け、2007年に結婚。
義理の両親の看護や介護などの日々を経てだいぶ落ち着いた頃、ふと再びタロット占いを始めようという気持ちになりました。
そこで改めて本を買ったりインターネットで調べたりして、「ライダーウェイト版タロット」を購入し、そこで数字札にも人物の絵が描かれていてリーディングしやすいことに驚き、今はライダーウェイト版タロットを主に使用しています。
最初は本を見ながら意味を照らし合わせていましたが、去年の秋に素晴らしい無料講座に出会い、それからは、その講座で使ったPDFを見ながら勉強を続けています。
講座の中で、「タロットは未来を当てるものではなく、現状の課題などの気づきを与えてくれるもの」という考え方を教わりました。
そして、その方が結果に一喜一憂しないで自分で進むべき方向を決めることができることを知りました。
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皆様とのご縁をお待ちしています。
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