夫婦喧嘩のきっかけは些細なことが多い!?
子供の頃を思い出すと、私の両親はメチャクチャ頻繁に夫婦喧嘩をしていました。
母はとにかく口が達者で、それこそ「ああ言えば、こう言う」という感じで父の言い分を見事に打ち砕き、父は口では負けるから声の大きさで勝負し始めたり(笑)、最終的には手を上げたりで、だんだん「問題解決」ではなく「喧嘩の勝者を決める」ことが目的みたいになってきて、子供から見ると「結局、何のために喧嘩してたの?」と思えるような、ハッキリ言って低レベルな争いでした(笑)
原因は些細なことが多かったです。
父が連絡なしに飲み会に行って、日付が変わってから帰ってきたとか・・・。
父が家族に内緒で借金していたとか・・・。
父が禁煙宣言したのに煙草をやめないとか・・・。
まあ父が不利なことがほぼ100%ね。
一度、原因は忘れましたが派手な夫婦喧嘩が勃発して、仲直りできないまま父は長期海外出張に出かけたなんてこともありました。
あれでもし飛行機事故とかで父が二度と帰らなかったら、もしかして母は一生後悔したんじゃないかしら。まあ実際には父が素敵なお土産を持って無事に帰ってきたので、自然な形で仲直り状態になっていましたが・・・。
さて、前置きはこれぐらいにして、世の中には夫婦喧嘩が多くなってしまって悩んでいるご夫婦って意外に多いようですね。
友だち夫婦も朝まで「どちらが出て行くか」を話し合ったことが何度もあると言ってました。
旅先で喧嘩になってしまうご夫婦も、たまに見かけますね。
どこかの駅のホームで見かけたのは、泣きじゃくる娘さんを抱っこした奥さんに怒号を浴びせるご主人。旅行用のカートタイプのバッグを投げ飛ばして奥さんに殴りかかりそうな状態になっていました。
そこは私が夫と一緒に北海道旅行に出掛ける途中の停車駅で、私たちは車内にいたのですが、夫婦でびっくりしながら見ていた記憶があります。
たぶん、誰も夫婦喧嘩したくて結婚したわけではないと思うんですよね。
でもなぜか、喧嘩してしまう。
「夫婦喧嘩の原因ベスト5」とかありそうなくらい、よくあるきっかけというのが存在することは確かなんですが・・・
「夫婦喧嘩をなくすために、持っておいた方がいい視点」があるので、ご紹介します。
夫婦円満の秘訣は集合的無意識!?
心理学の用語で、「集合的無意識」というものがあります。
ユングが提唱した概念で、人間の無意識の深層に存在する、個人の経験を越えた先天的な構造領域だそうです。普遍的無意識とも呼ばれます。
説明のためによく言われるのが、宗教や、神話です。
世界にはいろんな宗教がありますが、たいてい神様がいて、世界を創造して・・・というパターンが多いですよね。神話についても同様で、国どうしで相談して決めたわけではないと思うんですが、不思議と同じような物語となっていることが多いです。
こんな感じで、世界中の人々(もしかしたら動物も)は深いところでつながっているという考え方が、集合的無意識です。
で、夫婦円満の秘訣は「集合的無意識」なんです。
私が受講したタロット無料講座の中では、「私」と「夫」の間に「夫婦」という別の人格みたいなものが存在すると考え、その「夫婦」という人格が理想の形になるために、自分に何ができるかを考えると上手く行くと教えてくれました。
例えばAさんちのご夫婦(夫Bさん、妻Cさん)がいたとします。
Bさんは仕事を一生懸命やっていれば問題ないと思っていて、Cさんは時々Bさんにも家事を手伝ってもらいたいと思っています。
でもBさんは休みの日、ゆっくり寝ているか、趣味にいそしんでいて、Cさんはなかなか家事を手伝ってほしいと言い出せないという状況。
ある日、たまりかねたCさんが「たまには洗濯ものぐらいたたんでよ」と言うと、Bさんは超不機嫌に。
ここでもしBさんが「誰のおかげで生活できてると思ってるんだ」と言ってしまうと、今度はCさんが怒りだすかもしれません!
BさんとCさんの家庭や仕事に対する考え方の違いがまずあって、Cさんは言いたいことがあってもなかなか言い出せないという雰囲気で、日頃は何かと我慢しています。
BさんはBさんで、自分がAという家を守ってやっているという自覚を持っていて・・・という感じで、なかなか二人の目指すところ(?)が一致していないので、夫婦円満というわけにはいかなそうな感じですね。
そこで集合的無意識の出番です。
「Aさん夫婦」という人格があるかのように考え、BさんとCさんそれぞれが「Aさん夫婦」がどんな雰囲気だったらしあわせかな?という考えに基づいて行動するようにすれば、次第に二人の目指すべき到達点が見えてきて、夫婦円満になるというものです。
余談ですが、私は結婚して12年になります。
夫婦喧嘩は一回もありません。今までその理由がわからなかったんです。私の両親は顔を合わせれば喧嘩していたような感じだったのに、どうしてだろうかと・・・。
それが、タロット無料講座を受講して集合的無意識のことを勉強したらわかりました。
我が家は特に意識していたわけではなくて集合的無意識というものも知らなかったけれど、お互いの中で共通する「完成形」のようなものを持っているのかもしれません。
ちなみに、我が家の集合的無意識を敢えて言葉にして表すと、
「協力できることは協力してこなす。お互いへの感謝はきちんと言葉にして伝える。何かあった時に人のせいにしない。」といったところでしょうか。
タロットで集合的無意識の声を聴く!
さて、タロットカードを使って集合的無意識の声を聴き、対人関係などを円滑にするヒントを得る、ということができます。
今のところ、「心の森林浴」の中で承ることができます。
近いうちに、独立メニューとして出品しようかと検討中です。
もし気になる方は、お問い合わせください。
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