法事は中止にしませんでしたが、規模を縮小することに決めました
新型コロナウィルスによる感染症の拡大が懸念されている今日この頃、3月中に予定している法事はどうしたらいいのかお悩みの方も多いと思います。
我が家も義父の三回忌と、夏に義母の十三回忌がやってくるので、3月に二人分の法事を開催予定でしたので、どうしたものかと悩みました!
それで、夫婦であれこれと検討した結果、中止にせずに規模を縮小することに決めました。
故人への敬意は払いつつ、参加予定者の安全を守るために決断したこと
まず、私たち夫婦が悩んだのは、「法事の開催自体をどうするか」でした。
遠方から来てくれる親戚もいるので、移動中の感染のリスクを考えると、思案のしどころでした。
もしかしたら普通に開催しても大丈夫かもしれませんが、万が一の時に困るので、中止した方がいいのか?と思いました。
義母の十三回忌に当たる「夏」に延期することも考えたのですが、通常、法事は故人の命日よりも前に行うのがマナーとされています。
そんなわけで義父と義母の法事を同時開催するとしたら、先に命日がやってくる義父に合わせるということで、3月に決めていた私たち。
それを夏に延期するのもどうかということで、かなり迷いました。
結局、規模を大幅に縮小して開催することに。
で、最終的に夫婦で決めたのは、「規模を縮小して法事自体は開催する」ということでした。
具体的には、以下のように決めました。
- 法事は予定していた日時に開催する。
- ただし、参加者は私たち夫婦だけとする。
- 当日、夫婦だけでお寺に赴き、ご住職に読経等の供養をしていただく。
- 塔婆を受け取り、お墓に持って行って手を合わせる。
- 法要後の会食は中止とする。
・・・ということにしました。
親戚への案内状は既に送っていましたし、全員から出席の返信も届いていましたが、過去に類を見ない状況の中、参加予定者の安全を第一に考えることにしたのです。
参加予定者にはお詫びのハガキを送付。
というわけで、参加予定の返信を送ってくれた親戚には、法事は夫婦だけで行くので当日はおいでいただかなくてOKです、という内容の文章を、予定の調整してくれていたのに申し訳ないというお詫びとともにハガキに印刷して、昨日発送しました。
ちなみに、文面は、こんな感じです。
拝啓 梅の花が咲いているのを見かける季節となりました。
先日は父・〇〇、母・〇〇の法要へのご出席をお知らせいただき、誠にありがとうございました。
さて、この度の新型コロナウィルスに関する職場からの通達があり、今回の法要の開催が難しくなりました。
そのため、当日は夫婦だけでお寺に赴き、供養をしていただくことにしました。
皆様にはご予定の調整をしていただき、大変申し訳ありませんが、一堂に会しての法要は中止とさせていただきます。
また、御香典等に関しても、お気になさいませぬようお願い申し上げます。
末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
敬具
令和二年三月 〇〇 〇〇
一応、法事の開催について悩んでいる最中に夫の職場からの通達も本当にあったので、それも文面に入れました。
法事自体は開催するわけなので、故人に対する敬意は失われていませんし、出席予定者の安全にも配慮できているつもりです。
もし3月中の法事の開催をどうするかお悩みの方がいらっしゃいましたら、ご参考になさってください。
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